小学校の教員免許取得が可能な大阪の大学

小学校教諭になるためには各自治体の教育委員会が実施する教員採用試験に合格しなければなりませんが、この試験を受ける資格を得るためには法令で指定された方法で教員免許状の交付を受ける必要があります。

免許の取得方法にはいくつかありますが、教員養成課程がある高等教育機関で必要な教育を受けなければならない点は共通しています。

大阪府大阪市東住吉区に本部があるこの大学はこの養成課程がある機関の一つで、修業年限内に課程を修了することで保育士資格とともに小学校教諭免許状の取得が可能になります。

この大学は児童保育学部のみの単科私立大学で、児童保育学科と乳児保育学科の2学科が設置されています。

また、2010年度からは大学院も設置されており、こちらも児童保育研究科児童保育専攻のみの単科大学院となっています。

小学校の教員を目指している場合、学部を卒業するだけで一種の免許状が取得可能ですが、その後大学院にすすんで課程を修了すれば専修免許状の交付を受けられるようになります。

小学校教諭免許状には一種と専修の他に二種もあり、これら3種類の区分の間に違いはほとんどありませんが、専修免許状を所持している人は他の区分の免許状を持っている人と比較して多少教員採用試験において有利に働くといわれているので、少しでも就職活動を有利にしたい人や、より深く教育に関わっていきたい人はこの大学の児童保育研究科への進学を考えてみると良いでしょう。